弛まぬ努力の先にある成長実感。一貫した業務で築く信頼と身につく推進力 藤路 大義 2014年入社

東京第4事業部に所属する藤路 大義は、商空間への興味をきっかけにスペースに入社。3年目には飲食物件の一貫した業務を任されるようになり、現在は課長としてオフィス領域を中心に担当しています。一貫した業務ならではの難しさはあるが、それ以上にやりがいを感じていると語る藤路が、これまでの歩みを振り返ります。

より良い「働く場」を提供するために。
お客さまの想いを反映した空間づくりをめざす

藤路は現在、東京第4事業部 営業11部 3課に所属し、「働く場づくり」全般を手掛けています。

「これまでスペースは商業領域に注力してきましたが、近年ではそのほかの領域にも積極的に取り組んでいます。その中で私は企業のオフィスを中心とした働く場づくりにおいて、一貫した業務を担当。一つひとつの案件でお客さまにご満足いただき、オフィス領域でのスペースの認知度向上をめざしています」

スペースでは、1人の担当者がすべての工程を担う一貫した業務体制を取り入れています。

「当社の特徴である一貫した業務とは、打ち合わせから設計、積算・契約、発注・制作、施工管理、引き渡し、そしてメンテナンスまでを1人の担当者、1つのチームが行うことを指します。オフィス案件は、スペースが担当する業務の中では比較的長期にわたって物件を推進することが多く、1年以上かかることも珍しくありません。

案件によって多少違いはありますが、大まかな流れとして、まずオフィスの設計要件についてヒアリングを行い、コンセプトを立案します。次に、全体的なスケジュールや工事時期などの座組を整えます。その後は、基本設計と実施設計に進み、コスト管理業務も行います。コストが確定したら施工フェーズに移り、完成後はメンテナンスも継続して対応します」

最初から最後まで担当者が変わらないことが特徴。そして、ワンストップ体制により、期間の短縮や総予算の圧縮といったメリットをお客さまに提供する「顧客第一主義」を貫いています。

「すべてがオリジナルで規模も大きいオフィス案件。移転や改修のご相談が多く、ここ数年はリモートワークなど働き方の変化も流動的になっており、それに伴う部分的な改修の依頼も増えています。そういった依頼の際も、お客さまに安心していただけるよう、基本的には同じ担当者が対応します。そして、お客さまの想いと私たちが持つノウハウを掛け合わせながら、理想的な着地点を一緒に決めていくような流れを心がけています」

課長である藤路は、チームの取りまとめも行っています。

「チーム内では、プレイングマネージャーとして、一貫した業務をメンバーと一緒に進めていきます。メンバーの業務管理だけでなく、私自身が作図や積算を行うことも多々あります。また、チームで活動することを大切にしているので、任せきりにならないようできる限り打ち合わせにも参加するようにしています。比較的若いメンバーが多いチームなので、みんなのお手本となるのが私の役目だと思っています」

仕事をする上で大切にしている価値観について、藤路はこう話します。

「早い段階で案件の全体像を共有し、お客さまを含めた大人数のプロジェクトメンバー全員が同じ着地点を見据え、同じ目線で計画を進められるような状況づくりを心がけています。また、お客さまの特徴や強みを十分に理解した上で、『こうしたい』という想いを空間に反映させることも大切にしています。

オフィスはナショナルチェーンの店舗のように設計の仕様が決まっているケースはなく、ゼロから設計することが多いです。そのため、打ち合わせや提案には時間をかけ、ヒアリングと提案を何度も繰り返しながら、最適なプランを見出していきます。実際にそのオフィスで働く社員の方々にも打合せに参加していただき、現場のリアルな声を聞きながら皆さんの要望に応えられるように努力しています」

必死に吸収しながら業務をこなす日々──
多くの苦労と努力が成長スピードを加速させる

学生時代は美術大学院の建築コースに通っていた藤路。ディスプレイ業界に興味を持った理由をこう話します。
「建築について勉強している中で、次第に都市論に興味が湧き、そこから商空間へと関心が向いていきました。人々が生活をする上で、商空間である店舗は見ず知らずの人とも自然とコミュニケーションが取れる場所だと感じていて。そういう人々のサードプレイス・居場所になるような場所を作りたいと思い、就活ではディスプレイ業界や、商業に関わる組織設計事務所・ゼネコンなどを見ていました」

そして、商空間に強みを持つスペースと出会います。

「一貫した業務を担うことに加え、他社に比べて若手社員の自立が早いという話を聞きました。私は大学院卒のため、はやく社会人として成長したいという思いから、成長スピードの速さが入社の決め手となりました」

そうして2014年に藤路はスペースに入社。一貫した業務を任された当初は、苦労することも多かったと言います。

「入社から6年間は飲食店チームにて、主にカフェチェーン店を担当しました。今振り返ると一番成長した時期だったと思います。まずは先輩に教わりながらのスタートで、その後少しずつ任される業務が増えていき、3年目くらいには独り立ちして一貫した業務を推進できるようになりました。必死に吸収しながら目の前の業務と向き合う日々でした。

入社当初はそれぞれの業務を点のように感じていて、全体像を理解することが難しかったです。徐々にデザインとコストのバランスや、図面と実物の感覚の違いがわかるようになり、その経験を繰り返すことで点と点が線になっていきました」

2020年ごろに会社戦略の一環で、新しい部門が新設されました。それを機に藤路は飲食店チームからオフィスチームへと担当が変わります。

「オフィスは、そこで働く人々が毎日長い時間を過ごす場所です。そのため、お客さまの思い入れも強く、設計にじっくり時間をかけたいという要望が多いです。一方、今まで携わってきた飲食店づくりは非常にスピーディーで、複数の案件を同時進行することが当たり前でしたから、設計期間の長さの違いは大きかったです。

また、お客さまのニーズや流行は日々進化しています。各ショールームやイベントには積極的に足を運び、日々情報を収集し続けています。そこで得た知識を設計や施工に活かし、お客さまに喜んでいただける成果を出すことは、私にとって大きなやりがいにつながっています」

信頼して任せてもらえるのが原動力。
飲食店づくりの経験を活かした空間を

飲食店づくりの経験は、現在のオフィス案件にも活きていると藤路は言います。

「ディスプレイ業界であるスペースにオフィスの計画の依頼をいただくお客さまは、『空間』に強い想いを持たれているケースが多いように感じます。たとえば、カフェカウンターのような特殊な座席や、みんなで集まるキッチンの計画では飲食店づくりのノウハウを生かして、オフィスにも『本物』を提供できています。飲食空間も働く空間も、デザインに明確な境目があるわけではないので、居心地の良い空間づくりという点では飲食店づくりの経験は大いに活きていると感じます。

また、デザインという部分でも、他社との差別化ができているのではないかと。オフィスの概念に縛られることなく、スペースだからこそできる幅広い視点での提案を心がけています」

何よりも藤路はお客さまとの信頼関係を大事にしています。

「長いお付き合いになるため、もちろん愛着はありますし、やりがいも達成感も非常に大きいです。お客さまの一員になったような気持ちで取り組んでおり、信頼関係の構築を何よりも大切にしています。

以前、『スペースさんじゃないとできなかった』『スペースさんの言うことなら信頼できるからすべてお任せする』といったお言葉をいただきました。信頼関係が築けていることを感じ、とても嬉しかったです」

担当部門が変わったことで成長を感じられた部分について、次のように話します。

「長期間のプロジェクトになることが多いオフィス案件では、関係者の数も増えますし、プロジェクトの推進管理能力が求められます。その点において自身のスキルアップにつながったと感じています。

推進力をいかせた成功体験として印象に残っている出来事もあります。拠点の移動を伴う大規模なオフィス案件があり、さらにはオフィス機能に加えて顧客の技術力をPRする研究施設や体験性も兼ね備えたショールームといった機能など、配慮すべきことが盛りだくさんで。当然私1人ですべてを実行することはできないので、社内でチームをつくり、私は推進管理をメインとしながらコスト・設計・施工のバランスをとる役割となりました。提供した空間は大変喜んでいただけましたが、物事を滞りなく円滑に進めるという点についても高い評価をいただきました。今も継続してアフターフォローをさせていただいており、難解であっただけに思い入れが非常に強い案件でした」

積み重ねた経験は未来の糧に──
型にはまらない提案でスペースの認知度向上をめざす

一貫した業務ならではのやりがいについて、藤路はこう話します。

「案件完成後の立ち合いで、感謝のお言葉をいただいた際に、やっていて良かったなと思います。とくに印象に残っているのは、とあるオフィス案件のオープンイベントに、設計・施工会社としてご招待いただいたことです。通常、私たちがそういったシーンにご招待いただけることは珍しく、案件の中で信頼関係や距離感の近さを築けたのだと感じています」

今後も人材育成に注力しつつ、オフィス領域の拡大をめざします。

「スペースはオフィス領域ではまだ新参者ですが、空間の品質やお客さまの困りごとに寄り添った緻密な設計で、スペースの認知度向上につなげていきたいですね。現在は働く人の生活や仕事環境を重視する企業が増えています。そのような状況で、商業領域に強みを持つスペースのノウハウを活かせば、より良い働く場を提案できるのではないかと考えています。

私のチームも、オフィスチームに配属された時点では長期プロジェクトの経験が少ない社員も多いです。ですからオフィス領域において一貫した業務に精通し、プロジェクトをディレクションできる人材を増やし、育成していくことも重要だと感じています」

スペースで働く魅力を藤路は次のように語ります。

「やはり一貫した業務に関われることです。そして、先輩社員がサポートしてくれる環境が整っていることもスペースの魅力ではないかと思います。設計、積算、施工などを点で勉強していき、それらを自分でつなげていければ仕事の幅が広がり、成長スピードの早さも実感できるはずです」

最後に、入社を検討している方に向けて藤路からメッセージがあります。

「スペースでは吸収力が高く、学びに貪欲な方が活躍できる環境があります。分業体制を導入している企業もある中、一貫した業務というのは魅力である一方で、もちろん最初は苦労することもあるかと思います。

ですが、最初は上長と顧客のやり取りだったのが、次第に自分が窓口となり、最後には『スペースの藤路さん』と認めてもらえた時の喜びはひとしおです。努力した分だけ成長できる環境で、共に成長していける仲間が増えることを楽しみにしています」

※ 記載内容は2024年9月時点のものです

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ご近所の割烹料理屋の土鍋ご飯は毎月変わるので、欠かさず通います。
お堅い印象に見られがちなので、足元はカジュアルな印象にするようにしています。
adidasのこれ、もう一足欲しいけど、どこにも売ってない。。。

藤路 大義/DAIKI TORO

2014年に東京本部へ新卒入社。
飲食店チームにてカフェチェーン店の設計・施工経験を経て、2020年よりオフィスチームに所属。
現在はオフィスなど「働く場」全般の設計・施工案件を担当。
広島県世羅郡出身。
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