聞く側から伝える側へ
広報の未来を見据える
元・新聞記者

前田 健斗
KENTO MAEDA 2022年入社

プロのこだわりを伝えたい
記者から広報への転職

-スペースへの転職を決めた理由を教えてください。
文章を書くことを仕事にしたいと思い、
大学を出たあとは新聞記者になりました。
企業を中心に取材し記事を書くことを7年ほど続け、
ふと転職を考えたときに、
これまで取材を通して接してきた企業の広報という
仕事に興味が湧きました。
「逆の立場になったらどんな景色が見えるのだろう」と
思い調べていくうちに、
広報は、
企業の展望を描ける仕事だと感じました。
それで、広報に絞って転職活動を始めたんです。
業界の希望は特になく、
仕事がルーティン業務になっていない、
形が決まっていない、ということを条件に探しました。
その中で見つけたスペースは、
転職活動で見た企業の中で一番おもしろそうだと
思いました。
店舗は気づけばそこにある、とても身近な存在なのに、
内装のプロがいるという当たり前のことを
考えていなかったことに気づいたんです。
そのプロから話を聞きたい、
プロのこだわりを伝えたい、と思い、
スペースへの入社を決めました。

つまずいてからが、本当のはじまり

-印象に残っている仕事は何ですか?
苦い思い出なのですが、
入社して最初の仕事として書いた、
とある物件のニュースリリースですね。
何を出せば載せてもらえるか、を
自分なりに考えて取り組んだのですが、
成果は乏しく、期待していたほどの
露出ができませんでした。
今考えると、スペースのこだわりを
ちゃんと伝えられなかったな、
と反省できるのですが、
当時は正直もっと簡単に載ると思っていたので、
出鼻をくじかれた思いでした。
考えてみれば当然で、
記者時代はこちらが話を聞きたい企業としか
接していなかったんですよね。
それに気づいてからは、
メディアごとの傾向研究やあいさつ回りを強化し、
メディアに合わせた記事の内容を考えました。
その甲斐あって、初めて新聞でスペースを
大きく取り扱ってもらう事ができたときは、
とても嬉しかったことを覚えています。

広報の仕事で
会社の価値を上げていく

-部署の雰囲気や、今後の目標を教えてください。
スペースの社員は自分の仕事を突き詰めている、
ストイックな人が多い印象です。
私もそうありたいので、
一緒に仕事をしていて楽しいです。
その中で、私が所属している経営管理本部は
会社のために、
という想いが強く、
入社したときは正直驚きました。
お互いを尊重し、個人のナレッジを惜しみなく共有し、
部を超えて情報交換ができる、そんな場所です。
みんなで会社を良くしていこう、という環境に
来られたのが、
転職して一番良かったことですね。
広報部では、常に複数人で仕事をしています。
前職は個人で動くことが多かったので、
「チームで働くことはこんなに楽しいんだ」と
日々感じています。
スペースに入社してから1年と少し、
次にやりたいことがどんどん出てきます。
ありがたいことに同じ熱量で働ける仲間にも
恵まれました。
広報の仕事は、会社の業績としての数字には
なかなか出ませんが、
会社のブランド力を上げることはできます。
ブランド力が信頼に繋がり、
会社の価値を上げていくのが、
入社する前から変わらない私の目標でもあります。
スペースの広報部はまだまだこれからです!

スペース社員のある1日の
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PRIVATE

休日の朝サウナ、昼ビールが好物です。
写真は押上近郊の「大黒湯」。瓦葺の平屋に煙突、富士山の壁絵と
昔ながらの銭湯ですが、涼み所からはスカイツリーが見えるなど、
新旧一体となったサウナ付き銭湯です。
冬になると暖を求めて潜るドジョウが愛らしいです。
熱帯魚水槽ですが、今ではそんなドジョウがメインです。
最近入手したプロジェクターでネットフリックスを
見ながらポップコーンを食べるのが至極の癒しです。
前職で始めたカメラ。報道カメラマンに憧れた時代もありました!

前田 健斗/ KENTO MAEDA

新聞社を経て、
2022年に経営管理本部広報部へ中途入社。
メディア対応を担当し、社外広報の強化に貢献。
ブランド力向上を目指し、
現在は新たなメディアとのリレーション構築、
またその分析業務などに努める。
千葉県千葉市出身。
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