父と始めたものづくりを
父になっても続けていく

吉田 光希
KOKI YOSHIDA 2013年入社

自身の手で“作りたい”

-入社を決めたきっかけを教えてください。

子どものころからものづくりが好きで、
父に日曜大工教室に連れて行ってもらっていました。
大学でデザイン全般を学び、特に私は家具が好きで、
そこから空間デザインに興味を持ったのが
最初のきっかけです。
就職活動は、家具メーカーと迷っていたのですが、
大学で教授をはじめいろいろな人の話を聞き、
空間デザインは
「自分で考えたものを自分で作ることができる」
ところだと
感じたのが決め手です。
その中で聞いた
「スペースは “作っている” 感覚が強いと思うよ」
という言葉は今でもずっと印象に残っています。
スペースの採用面接はすごく緊張していて、
正直面接官が誰だったかも覚えていないんですよね。
入社してから同期の一人に「面接一緒だったよね」と
言われたんですけど、
それも全然覚えていないくらいです(笑)

大きな仕事もやることは変わらない
楽しみながら乗り越えていく

-印象に残っている案件はありますか?

アダストリア様の
niko and ... mozo ワンダーシティ店 です。
私は2016年からずっと niko and ... を
担当させていただいていて、
その繋がりで旗艦店である
このプロジェクトを企画段階から最後まで
携わらせていただきました。
100~150坪の店舗が多い niko and ... において、
600坪の大型プロジェクトで、
デザインチームであるスペースの商環境研究所などと
協同した、
部署を超えての案件でした。
私の役割は営業、施工でしたが、
長く担当者をしていることで信頼してもらい、
デザイン業務にも関わるなど、
役割を超えた仕事をさせてもらいました。
スペースの一貫して携わる業務体制を
体現したプロジェクトだと感じると同時に、
規模が大きくてもやることは変わらないんだ、という、
これまでの仕事が自信に繋がる経験でした。
大変だったことはたくさんありましたが、
それも楽しめる性格なので、
良い経験をさせてもらったと思っています。 →niko and ... mozo ワンダーシティ店

周囲に支えられた
育児休業の経験

-育児休業取得の経験について教えてください。
2023年2月に第一子となる娘が生まれ、
3月までの1ヶ月強の育児休業を取得しました。
育休を取ることは最初から決めていて、
早い段階で周りにも伝えていました。
直前に組織編成があり上司が変わったのですが、
当たり前のように「育休取るんでしょ?」と
言ってくれました。
仕事の調整は大変でしたが、
上司だけでなくお客様も理解して応援の言葉を
かけてくださったので、
罪悪感は無かったです。
私の周りではすでに男性育休が普通になっていたからか、
後輩も何も言わずに協力してくれました。
育休を取った期間はちょうど繁忙期で
現場がゴタゴタしていたのですが、
上司である事業部長と課長が交代で
夜間現場に行ってくれたのは驚きましたし、
本当に助かりました。
おかげで育児に集中することができ、
とても感謝しています。
娘は本当にかわいくて・・・
育休はみんな取ったほうが良いと思います。

ものづくりを、続けながら…

-この先のビジョンを教えてください。
入社して10 年、ずっと専門店チームにいますが、
私は専門店の“作っている感じ” がすごく好きなので、
今のところ今後も専門店チームで頑張っていきたいと
思っています。
専門店は、自己満足ともとれるような
自分のこだわりを盛り込めるんです。
たとえばここから床の素材が変わるけど、
どうやったら一番きれいに見せられるだろうか、
というマニアックなところに
“作っている感じ” を覚えます。
ものづくりが好きで入った会社ですが、
入社後はものづくりだけでなく
数字を見ることも好きになりました。
計画段階の予定から
どう変わったのかを見るのを楽しんでいて、
良くなったのか悪くなったのか、
その原因は何なのかを常に考えるようにしています。
そういう数字を取る緊張感も楽しめますね。
嫌々やっていたら疲弊してしまうので、
何事も楽しんでいきたいと思います!

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PRIVATE

家族旅行!
娘とちょっとお出かけ。
休日はキャンプに行くことが多めです。

吉田 光希/ KOKI YOSHIDA

2013年に東京本部へ新卒入社。
アダストリア様の niko and ... をはじめ、
アパレル、飲食、コスメ系などの専門店を担当。
2023年に育児休業を取得し、
仕事と育児の両立に励む。
神奈川県座間市出身。
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