福岡から全国へ!
生まれ育った街とともに
成長する
若きリーダー。

守永 希
NOZOMI MORINAGA 2013年入社

守永希の実家は、北九州にある高級住宅街で
小さな洋食レストランを営んでいた。
上品でいて親しみやすい空間には、
美味しいご馳走とお客さんの笑顔が絶えなかった。
両親は幼い希にもよく
「どっちの椅子がいいと思う?」と問いかけた。
「子供ながらもお店をつくるって
楽しいなと思いました。
将来は何屋さんになりたい?と聞かれると、
お店屋さん!と答えていましたね。
結局は、お店屋さんではなく、
お店づくり屋さんになりました(笑)」

守永が働く福岡事業部は
スタッフの女性が4割以上で、平均年齢は34歳。
約60人の小さな所帯ながら、活気にあふれている。
守永は20代で3人の後輩を率いる
チームリーダーになった。
「彼女の人あたりの良さ、気配り、バランス感覚は
天性のものだと思います」と話すのは、
かつて上司だった部長の上田辰徳。
まだ学生だった守永は内定者研修の
チームプロジェクトで
早くもリーダーシップを発揮し、
自分の役割をこなしながら
周囲へのフォローも欠かさなかった。
現チームメンバーの島津快彦も言う。
「自分がパンパンになり、
うまくSOS を出せない時も、
守永さんは察してくれる。
すごくコミュニケーションが取りやすい人」。
「年も近いので上司というより先輩という感覚です。
守永さんは明るいムードメーカーであり、
バリバリ仕事をこなす女性です」と
梅森晴子も続けた。
本人はというと
「当たり前のことを、
当たり前にちゃんとやるだけです」
とケロリとしているから、大物だ。

入社して4年間、
雑貨店やまつげエクステサービスショップなど、
数多くの専門店を担当した。
現在はそこにドラッグストアなど
大型カテゴリー店のプロジェクトが加わり、
手がける案件数も規模も大きくなっている。
5年目に担当した生活雑貨店「インキューブ」には
ひときわ思い入れがある。
「私が小さい頃からよく行っていた大好きなお店。
福岡発祥で、
かつては九州が中心でしたが、
今は全国に17店舗を展開しています。
今から2年前のコンペがキッカケで、
ありがたいことに毎年続けて
ご一緒させていただいています。
地元のクライアントさんが、
成功して全国へ広がっていく。
そのお手伝いをできることがすごく嬉しいです」

守永たちは、違う形でも地元の魅力を応援している。
2019年夏に福岡事業部は移転した。
新たなオフィスは開放的なワンフロアで、
一角にカフェのような
「Switch Area /スイッチエリア」が広がる。
このSwitch Area の空間づくりは、
クリエイティブ部を中心に守永を含む
8 人のプロジェクトメンバーに託された。
メンバーたちが空間のシンボルにしたのは
中央にレイアウトされたビッグテーブルだった。
「デスクを離れてブレイクしながら
ミーティングをしたり調べ物をしたり、

思い思いの過ごし方ができる場所にしたかったので、
さまざまな席を用意しました。
そして、大胆なアート作品で
みんなのスイッチを切り替えられたらと思い、
ポイントとなるアートは福岡を拠点に活動する
イラストレーター・イフクカズヒコさんに依頼。
地元の若いクリエイターとコラボレーションして
空間づくりをすることで刺激を受けたり、
仕事で繋がったりすることができます。
いずれこの空間が福岡のクリエイターや
産学連携などのハブになれるように
という想いも込めています。

福岡は魅力的な街です。
これからもっともっと元気になっていくと思います。
この街から日本中、世界中に広がっていく
お店や人を応援しながら、
自分も成長していきたいと思っています」

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PRIVATE

大学が建築学科だったので
建物や作品を撮るために一眼レフを購入。
今はキャンプや旅行で撮るばかりです。
実家の洋食レストランが私の空間づくりのルーツです。
看板メニューはオムライス。
雑誌に取り上げられたこともありました。
キャンプでもこんなものが食べられるの!?
というほどこだわります。
キャンプ飯の定番を超えることがテーマです(笑)。
部署の垣根を越えたスペースの同世代メンバーによる女子会。
毎回おいしいお店をピックアップ。
この日は香港料理でした!

守永 希/ NOZOMI MORINAGA

2013年、福岡事業部入社。
雑貨物販専門店やビューティサービス専門店を
手がける。5年目よりチーフに。
新規顧客を含め大型カテゴリー店も任され、
モチベーションアップ。
雑貨店やドラッグストアなども担当。
福岡県北九州市出身。
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